会議用チェアの座面または背もたれには、張り地を施したタイプと施していないいわゆるヌードタイプのものがあります。
張り地を施したものでは、ビニールレザー張りか、布張りかの選択ができる場合が多いです。
会議用チェアにおいて、ビニールレザー張りか布張りかの選択は、以下の3点を考慮する必要があります。
- カラー(色)の違い
- 防汚性
- 着座したとき感触
ビニールレザー張りと布張りでは、カラーバリエーションが異なる場合がほとんどとなります。
例えば、同じグリーン系統のカラーでも、ビニールレザー張りではパステルグリーン色となり、布張りではライトグリーン色やライムグリーン色となったり、異なる色となります。
また、ビニールレザー張りよりも布張りの方がカラーバリエーションが多く存在するのが一般的です。これは、布張りの方が、ビニールレザー張りよりも売れ筋でありより出荷数も多いことに起因しています。
つづいて、防汚性の点です。通常の会議室やミーティングルームでの使用では、汚れを気にすることはほとんどありませんが、例えば、休憩所や工場内のミーティングスペース等の比較的汚れやすい環境ですと、お手入れがしやすいビニールレザー張りがおすすめとなります。
最後に着座の感触ですが、張り地を素肌で触ったときの感覚として、布張りは温もりがあり、ビニールレザー張りはクールなイメージとなります。
着座の際にもこの感覚は現れるため、印象としてファブリックは温かく、レザーは冷たい感触となります。