会議用チェアの座面には、ビニールレザー張りか布張りかの選択があります。
ビニールレザー張りは、樹脂で成形された張り地で天然皮革のフェイクレザーで座面を覆った会議用チェアです。
布張りは、ポリエステルの化学繊維で成形された張り地で、ファブリック素材で座面を覆った会議用チェアです。
それぞれの特徴はどのようなものがあるのでしょうか。
会議用チェアで使用されるおもなビニールレザー張りのものは、耐水性が高く汚れに強いのが特徴です。
また、湿らせた布で簡単にお手入れが出来る等、メンテナンス性に優れています。
ビニールレザー張りには、耐次亜塩素酸や抗菌加工等の機能を付与したものがあります。
一方の布張りは、座り心地が柔らかで、柔軟性に富んでいる、通気性に優れているということが特徴です。
ビニールレザーに比べ通気性に優れいていますので、布張りは長時間デスクワークに使用する事務用チェア(椅子)に主に採用されている張り地となります。
また、ファブリック特有の温かみや弾力性もあるのが特徴です。
張り地のカラー(色)の面では、やはりビニールレザーよりも布張りの方が種類が豊富です。
メーカーが事務用椅子の張り地と共用して流用できる、ということが大きな要因です。